2016年07月26日

【7月の人物クロッキー会終了しました】

だいたい月1回〜2ヶ月に1回のペースで不定期に開催しております、着衣、指導なしの人物クロッキー会。

モデル(着衣)は主催者の私自身が担当しています。
今のところは私の絵の仲間や友人が中心に集っていますが、時々デッサンの生徒さんも参加されています。また、初心者様中心に新規ご参加募集中です。

先週末に、今月分を開催いたしました。
今回のテーマは、背中。
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今までずっと袖のあるTシャツばかりで、肩のラインが見えるようにノースリーブにしてみたのは初めてです。

わりとわかりにくい肩のラインを、今回はよく見て描いていただけたらなあと思い、
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本当に背中ばかりのポーズを考えて臨みました。

実は、姿勢(背中を丸める、反る)の違いによる肩甲骨の位置の変化などを意図したのですが、私の背中の肉付きは肩甲骨の存在がわかりにくかったようでした。。。

肩甲骨はもう少し肩周りを筋トレで引き締めれば見えてくるのでしょうか。

さて、今回の時間割は、20分ひとまとまりを4ブロック。
20分ポーズ1回、10分ポーズ2回、10分ポーズ2回、5分ポーズ4回。途中、20分程のお茶休憩をはさみました。

このクロッキー会は、絵画教室の名前で主催しているので、いずれは勉強会のような雰囲気で進行できるようにしたいなとずっと考えています。

今のところは、最後に各自描いたものを見せ合うという形を取っており、お互いに感想や、各自の描写の工夫などを話したりしてもらえたらと思うのですが、どの程度参加者の皆さんにその時間を役立てていただけているかなあと毎回反省が残ります。

次回からは、私の手持ちの画集や、別のクロッキー会で描いてきたものなども持参してみようかなと思います。

人物クロッキーは、主には人物画のためのトレーニング方法ではありますが、素晴らしいモデルさんに巡り会えても、ひたすらトレーニングで終わるようだともったいない。

クロッキーの面白さや奥深さを考えてみるきっかけになるような会に育てていけたら本望なので、まだまだ続けていきたいです。

ご参加の皆様、おつかれさまでした。
次回は8/20開催です。
posted by アトリエうみねこ at 12:58| Comment(0) | 指導なし着衣クロッキー会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月22日

【同じモチーフを何度描いても】

ベーシックレッスン用モチーフのデモデッサン。春からレッスンを始めた生徒さん用。
私自身で教材に選んだモチーフですが、何度描いても納得のいくデッサンになりません。。。
新しい生徒さんが増えましたら、このモチーフは再挑戦となります。

静物デッサンのレッスンを始めた生徒さんが最初に受講する「ベーシックレッスン」の中にある、円柱と円柱を応用したモチーフの回。

モチーフは現在、貯金箱に小さなドット柄の包装紙を巻いたものを用意しています。

春からいらっしゃっている生徒さんの円柱モチーフのレッスンで、私が生徒さんのお向かいで描いたデモデッサンです。生徒さんと一緒に描きますので、生徒さんはご自分が描いていらっしゃる途中で、私のデッサン進捗を覗き見することができます。

このモチーフはもちろん私自身が教材として選んだものなのですが、デモデッサンを何枚描いても実はまだ満足なものが描けていません。その時その時で一番良いものをと思って描いていますが、改めて描いてみると、新たな発見があったり、次回はこうしてみようという工夫があったりします。

円柱モチーフで他にもっと良さそうなモチーフが見つからない限り、この円柱貯金箱は今後も教材となります。

また新しい生徒さんがいらっしゃった時には、この貯金箱のデッサンに、再挑戦です。
posted by アトリエうみねこ at 22:00| レッスンの様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

【鉛筆の色の濃淡と筆圧の関係】

ここのところ、何人かの生徒さんで気付いたことがあって、改めて、それぞれの生徒さんの筆圧についても知っていると教えやすいかも、と感じています。

よく、明るい面と暗い面の描き分けで、

「明るい面には薄い鉛筆、暗い面には濃い鉛筆を使えば良いのでしょうか?」

という質問を受けることがあります。

たいていの場合「どちらとも言えない」と答えています。

例えば、2Hと2Bの鉛筆でそれぞれ色を乗せてみるとわかります。

H系の鉛筆は、芯が粉の粒子も細かく硬く練ってあり、色が乗りにくく、画用紙の表面の質感が出にくいです。

一方、B系の鉛筆は、芯が粉の粒子も粗く柔らかく練ってあり、色が乗りやすいし、画用紙の表面の質感を活かしやすいです。

単純に鉛筆の濃淡だけで面の明暗を描き分けようとすると、目に見える質感が変わってしまうので注意が必要です。

同じ2Bでも、筆圧を変えるだけで画用紙に乗る粉の量が変わるので、質感を保ちながら明暗の違いを出すことができます。

つまり、鉛筆の濃淡は目的に応じた使い分けをしたほうが効果的なので、「どちらとも言えない」という答えになるわけです。

こういったアドバイスをする中で、生徒さんがなかなか私のデモと同じような質感で描けない場合があって、

もちろん描き慣れないということもあるかもしれませんが、生徒さんと私の筆圧が違いすぎて、お互いの描いた結果が異なってしまった、という体験が、複数の生徒さんでありました。

筆圧の調整というのは、その人の感覚的なものであったりもするので、明確な度合いが伝わりにくいようですし、実際生徒さんがどの程度の強さで描いているのかも、私には体感できません。

「どうして思うように描けないんだろう」という時には、意識的に筆圧を変えて描いてみたりすると、新しい発見があるかもしれません。
posted by アトリエうみねこ at 14:17| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする