2016年10月22日

【11月の着衣/指導なし人物クロッキー会は11/19(土)です】

アトリエうみねこ主催の、着衣/指導なしの人物クロッキー会。
次回は11/19(土)に開催します。

【10/26 訂正】(訂正ここから)本記事の初回投稿時に開始時刻を16:30〜とご案内いたしましたが、通常通り15:30〜開催できることになりましたので訂正いたします。何卒よろしくお願いいたします。(訂正ここまで)

今回は、当方の都合にて、いつもの時間より1時間遅く「16:30」からの開始となります。いつもお越しくださっている皆様には大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

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日程 2016年11月19日(土) 15:30〜17:30
場所 調布市市民プラザあくろす 研修室1
※当日は、お部屋の前に「アトリエうみねこデッサン勉強会」と書かれた看板が出ます

募集人数 5名程度
参加費 1,000円(当日現金精算)
構成 20分1単位を4回行います。途中、お茶休憩を挟みます。
※1単位となる20分の内訳は、20分×1回、10分×2回、5分×4回など、実施回によって異なります。

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初心者の方を主な対象に、ご参加募集しているクロッキー会です。
主催者の私が着衣ポーズを担当します。本クロッキー会はヌードポーズはありません。

現在は、私の作家仲間や友人、アトリエうみねこの生徒さんなどのご参加が多いですが、時々、HPなどをご覧になってのご参加の方もいらっしゃいます。

途中のお茶休憩の時に、私の描いたクロッキーを紹介したり、クロッキーの参考になりそうな書籍をご覧いただいたりする軽い勉強タイムを挟ませていただいております。

なお、お茶菓子の準備やポーズ開始のタイミング確認などの都合もあり、事前にご参加人数を把握したいため、前日お昼くらいまでにはご予約いただけますよう、ご協力ください。

お申し込みは、アトリエうみねこのHPからお問い合わせ用のフォームをご利用いただくか、アトリエうみねこのメールアドレス宛に直接メールでお願いいたします。

http://umineko-factory.com/
posted by アトリエうみねこ at 22:45| 指導なし着衣クロッキー会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月10日

【かたまりって何だろう。。。】

レッスンの始まりのうちは、立方体や円柱や球などの基本立体をモチーフに、光源と物体と陰影の基本的な関係の描写を、練習することが中心になります。

しかし実際のモチーフは基本立体とは異なり、微妙な形をしていますし、質感や色味をはじめ様々な要素を備えています。モチーフが複数の組みになればなおさらです。

一生懸命見て描いているつもりでも、描けば描くほど立体感がなくなっていったり、細かい部分を描き進めているうちに位置がうまく合わなくなったり、いろいろな悩みが出てきます。

以前から、布を描いてみたいとお話していた生徒さんがいらっしゃるのですが、いよいよ布を描こうということで、布の全体的な形態感(かたまり)をつかむため、試しに紙粘土を使ってみることにしました。

教材として検証しながらですが、生徒さんと一緒に紙粘土をこねながら、モチーフを大局的にひとかたまりとしてとらえる練習中。


まず、布をモチーフとして設置し、その布の全体の形を、細部の特徴をできるだけ排した「かたまり」として見ながら、そのかたまりを紙粘土で作ります。

実際のデッサンは、作った紙粘土のかたまりと、実際の布と、両方を見ながら行います。

布を描こうとすると、布の重なり方やシワなどの細部に目が留まりがちです。しかし、その細部の様子を追うだけだと、描いているうちに様々な誤差を調整することができなくなり、全体的なバランスが失われていきます。

モチーフの細かな特徴は、すべてモチーフの全体的な形態の中に含まれています。したがって、細部の観察もさることなれど、デッサンの最初の段階で全体の形態感をつかむことが不可欠だといえるでしょう。

そこで、何かを意識するためには、自分の体を使った実感を得ること以上の方法はないのでは、という仮定をもとに、紙粘土を実際にこねてみようと思いました。

生徒さんが紙粘土をこねる傍で、私も同じモチーフをみて、一緒に紙粘土をこねます。
どこをどう省略していくか、どの部分の形は押さえる必要がありそうか、相談しながらかたまりを作っていきます。

実は、この方法は本当に有用なのかどうか、うまくいっているのか、まだ答えが出ていません。

しかし紙粘土を使ったレッスンは次回で4回目になり、生徒さん自身も何かをつかもうとしていらっしゃる様子なので、もうしばらく一緒に考えながら、続けてみたいと思います。
posted by アトリエうみねこ at 18:16| レッスンの様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月02日

【それぞれのスタンスでの「色」の感じ方】

レッスンは基本的にモノクロの鉛筆デッサンですが、適宜、簡単な色彩理論を盛り込むこともあります。

今回は、小学生の生徒さん向けに「色とイメージや感情を結びつける」趣旨の教材を手作りしてみました。配色カードを小さく切って並べ、それぞれの色片を教材シート上の分類に従って貼り付けてもらうというものです。

20161002_01.jpg

写真は、教材の事前検証のために私自身が配色カードを並べてみたところです。

この教材は何が正解かというより、「好きな色」「嫌いな色」「元気が出る色」「悲しくなる色」など、各キーワードに生徒さんがどのように反応して色と結びつけたか、それを具体的に考えてもらうところにツボがありました。

まずは自由に教材シート上に色彩カード片を置いてもらいます。
迷うだけ迷ってもらいます。
これ以上変更はない、となった時点でシートに色片を貼っていくのですが、「どうしてこの色が○○だと思ったの?」と質疑応答を繰り返して理由も記入してもらいます。

なかなか明確な理由が出てこない、理由がまとまらない場面もありましたが、会話のやりとりのうちにまとまってきます。
今回の生徒さんは、どうしてもまとまらない時のために用意しておいた「よくわからなかった色はここ」というスペースは全く使わず、すべての色片に、何らかのイメージを一生懸命考えて結びつけ、教材を終えてくれました。

この教材は、例えば1年後にもう一度やってみると、違う結果が得られるかもしれません。
今回のレッスンが、色の印象や効果、役割などについて、その子なりに考察を繰り返してくれるきっかけになればいいなと思っています。

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ここからは余談なのですが。。。

おそらく一度でも色彩関連の勉強をすると、色に対する思考の流れが、体系的な理論の方に偏っていくのではと思います。

たとえば、「明るい色」という言葉から「明度の数値が高い色」を速やかに連想する、そういう感じです。

しかし人それぞれに、色に対する価値観や、ある色を直感的にどのように感じるか、という観点でみると、それまでの人生の積み重ねがいろいろ反映されていて面白いなと思うことがあります。

例えば以前、美容師の方と、色相と明度の関係についてお話ししたときに、配色カードのピースを2色ずつ並べ、どちらが明るい色かを答えていただいていたのですが、数値的には明度の低い色の方を「こちらが明るいです」とおっしゃるパターンがいくつかありました。

よくお話を伺ってみると、「色」という言葉からは、お仕事柄「カラーリングの仕上がりの色」が連想され、「明るい色」=「印象がビビッドな色」だと考える方がしっくりくるとのことでした。

色の感じ方や表現方法は人それぞれ。色彩理論の研究自体は尊重に値すると思いますが、こうやって様々な立場の方々の、色に対するスタンスを知るというのも、興味深いなと考えています。
posted by アトリエうみねこ at 23:23| レッスンの様子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする