ここのところ、児童生徒たちの作品展や関連セミナーなどに行く機会が
増えつつあります。
昨日は、長野県で10年がかりで行われた
「とがびアートプロジェクト」
の書籍出版記念シンポジウムにお邪魔しました。
こちらの本です。
とがびアートプロジェクトについては、
実は今回初めて知ったのですが、
長野県千曲市立戸倉上山田中学校1年生の
総合的な学習の題材として始動し、
中学生が主体となって
美術館や地元アーティストと協業しながら
中学校を数日間だけ美術館にする、
というプロジェクトのようです。
もちろん、生徒達みずからも作品を制作展示します。
もしかしたら、このブログをお読みの方で、
関係者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は今回初めて知ったことなので、
プロジェクトの全貌はわかりませんし、
一体何が現地で起きていたのかもわかりません。
(そういえば私がまだ会社員だったころの話ですし)
ですので、これから、会場で購入した本を読みながら、
私も自分の教え方や教える人としての土台について
もう一度考える機会としたいと思います。
せっかく絵を学んだのならば、
「上手に描けるようになった」と満足するだけでなく、
さまざまな作品に触れ、感じ、知識を積み重ね、
自己表現というところまで辿り着いて欲しい。
私もまだその途中ですが。